ファジアーノ岡山 J2 第23節 水戸戦

2009 J2 第23節 ファジアーノ岡山 vs. 水戸ホーリーホック
岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム 19時03分キックオフ
結果:0−1
得点:前半11分 吉原宏太(水戸)


Jリーグ新記録、8試合連続無得点がかかるある意味、節目の試合。
そんな一戦に初スタメン、初めてのポジションなど大いに変更した先発スタメンで挑んだものの
キックオフの1分後にハイボールの競り合いでCBの金選手が負傷するアクシデントが発生し、
想定したゲームプランで進めることが出来なくなり、守備陣の連携が落ち着きを見せる前にあっさりと先制点を許し
後半22分、退場者が出て1人少ない状態になっても攻撃し続けるファジイレブンは頼もしくもあったが
体力がある時間帯にその気迫を見せろよ!!と言いたいのをぐっと堪えたまま、終了のホイッスルを聞いたのでした。


帰り道。
自転車をこぎながら試合のことを振り返っていると、目にはうっすらと涙が・・・。




先発のシステムは6試合連続で4−2−3−1
だが、4つのポジションを初起用したことで全体的なバランスが悪くなり
不慣れなポジションに戸惑っていたようにも感じられた。
これが結果的に敗因の一因であるように思う。
何でこれまで精度を上げてた組み合わせをやめて、ひと勝負打ちに出たんでしょうかねぇ〜、手塚監督ぅ〜。

それでは、1人ずつ雑感述べておきます。
まずは、2試合連続1トップを担っていたが今日はトップ下で起用されたFW青木孝太
前半13分、ゴール前で高く上がったこぼれ球を左足でダイレクトシュートが最も印象に残ったシーン。
ボールに触れる回数が少なく、1トップの西野と絡むシーンも少なく、トップ下の仕事をこなしているようには思えなかった。
後半からはFW武田が投入されたことで左サイドMFの位置に入ったが、
ゴール前へ低くて早いクロスを入れたシーンはよく覚えているが、その他はちょっと・・・。
やはり、ゴールに近いトップの位置が最も力を発揮できるポジションかと個人的には思うがどうなんだろう???
ちなみに、この試合からFK、CKを任されるようになったコータ。ゴールを狙える位置からのFKを見てみたいものです。


次は、前節途中でJデビューし、左サイドMFで初スタメンを果たしたMF小寺優希。
中央でボールに絡むことはあったが周りとの呼吸が合わず、左サイドを駆け上がりクロスを入れたりするシーンが全く見られず、
このポジションを任せるのは時期早々かと思えた。交代要員でゲームに慣らすことが必要かな。
次に、左サイドバックのDF植田龍仁朗
と言ってもCB金(キム)が試合直後に負傷した為、2分後には本来のCBに戻ったのでコメント出来ず。
代わりに入った(前半7分)のはDF田所諒
守備面では安定感を見せていたが、失点シーンでノーマークの選手を自ら進んでケアして欲しかった。
あと、不動の左SB尾崎と比較するとオーバーラップする動きが全く見られず、非常に物足りなかった。
最後は、右サイドバック玉林睦実
最後まで闘志溢れるプレーを見せて良かったと思いますが、オーバーラップする回数が少なく、
不動の右SB澤口と比較すると、まだまだって感じ。


後半22分にDF野本が2枚目のイエローを貰い退場になり、DF田所が負傷しピッチを離れた時もあり
人数が少ない状態でも攻めの姿勢を見せてくれたことが、唯一の救いでした。


次節は、守備の要・DF野本が出場停止なので大量失点に逆戻りする可能性が無きにも非ずですが
富山の地で暴れてこいや!!






平日初のナイトゲームにしては、よく入った方じゃあないでしょうか?
水戸さんは、30人ぐらいだったかな。
ナイトゲームならではの経験をさせられました。
仕事帰りのサラリーマン4〜5人が試合途中から真後ろの席に陣取り
ビール飲んで試合とは関係無い話するわ、ヤジるし、前半の観戦は苦痛でした。
後半は席を移動したものの、主審の判定にケチつける人が近くにいて、
試合に集中出来なかったナイトゲームでした。
周りを気にし過ぎるだけかな・・・???



前半−トップ下、後半−左サイドMFで起用され、後半24分にピッチを後にした青木孝太(背番号48)
何を思っているのでしょうね?