M-1グランプリ2008 第8回大会

12月21日(日)18:30〜20:54 O.A. テレビ朝日系列


最終決戦3組とも新参者が連なり、審査員が見たことない漫才に加点される傾向が強く出た結果となりました。
その一方で、常連組は、昨年からの成長度が感じられず、マンネリ化は否めず、期待度が高い分だけ
笑いが獲りにくい状況になってました。
確かに年々、盛り上がり度、面白さは薄れている中、審査員から「もうやめようか」的発言がありましたが、
芸人が本気で漫才している姿を観られるのは、この番組ぐらいしかないので続けて欲しいものです。
順位に沿って、雑感を少々。


1.NON STYLE ・・・ 昨年のNHKオンバド年間チャンピオンは伊達じゃなかった。
           M-1向けに路線変更が吉と出ましたね。石田君、ボケツッコミ、楽しそうにやってましたね。
2.オードリー ・・・ 若林の声の調子が悪かった。2本目のネタは、終盤の盛り上がりが欠けてましたね。
3.ナイツ ・・・ ネタのスタイルは嫌いじゃないけど、優勝を獲れるスタイルではない気がする。
         全てのボケを理解するには、観客にある程度の知性が必要かな。
4.笑い飯 ・・・ 後半、元のスタイルに戻ったのが残念。最後まで、西田にボケさせないまま通しても面白かったのでは。
5.U字工事 ・・・ 訛り口調の漫才は面白いが、地域ネタは度が過ぎて白けた。
6.ダイアン ・・・ 振りが長すぎ。特に最初の指差すヤツは、イラッとしただけで笑えなかった。
7.モンスターエンジン ・・・ 化け物の手ぶりが、昨年(一昨年?)の笑い飯とネタと丸かぶり。ピンの方が面白いのに。
8.キングコング ・・・ 気負い過ぎた。ネタが単純すぎたかな。
9.ザ・パンチ ・・・ 普段通り出来なかったのが残念。「死んでぇ〜」のフレーズ、初めて聞いた時は面白かったけど、そろそろ飽きが・・・。


審査員のやる気のないコメントはウンザリ。真剣に審査出来る人に交代して欲しい。
NON STYLE 確かにフリートーク、上手とは言えないが、おばちゃんの井戸端会議に若者がついていけるはずはねーよ。


振りを短くし、ボケを多くして笑いを稼ぎ、終盤にどれだけ盛り上がれるか。
これを実践すれば、優勝に近づくみたいです。(これまでの優勝者はこのパターン)
そうなると、このスタイルばかりの漫才が増え、つまんなくなっちゃうね。