日本代表 対 オーストリア代表

2007年9月7日(金)20:30キックオフ(日本時間翌日3:30)オーストリア・クラーゲンフルト ベルターゼーシュタディオン
結果0−0
PK戦3−4


オシムジャパン初の海外遠征 3大陸トーナメント−


最新のFIFA国際サッカー連盟)ランキングによると、日本41位、スイス45位、オーストリア84位。
何度、いい試合をしたら勝利を手に出来るのだろう?
そんな思いがさらに増幅した試合内容だった。相手より内容がいいサッカーをしてもフィニッシュが決まらなければ勝てない。その課題を少しでもクリアすべきと託されたFWは、初スタメンの矢野貴章田中達也
矢野の試合後のコメントで「田中とは練習ではなかなか一緒にプレーする時間がなかった」にあるように何でこの2人なのかと大いに首を傾けますが、オシムの采配はあまり功を奏しませんね。
決定機を決められない田中に対して、ある1つのプレーで先読みが出来ないことを露呈した矢野には大いに落胆。
前半15分30秒、中澤からのロングパスを左サイドで受けた駒野。縦にドリブル突破をし、ボールを後方に戻すと、稲本が左足で速く高く上げたクロスをゴール前へ。ゴール右横のファーサイドに走り込んだ遠藤がゴール前に折り返すも相手DFにクリアされたシーン。
稲本のクロスをゴール前で見ていた矢野。本来ならボールの落下点を予測し、そこに味方選手が走り込んでいるのを確認したら、パスを受けようとマークを振り切り走ってスペースにいるべき。明らかに遠藤が走って出来たスペースはがら空きでした。遠藤がダイレクトで中へ折り返してから、やっと動き出した矢野。
あまりにも遅すぎる反応に、見ていてびっくり。ゴールへの意識が低いこんなFWは、いらんでしょう。
個人的に、この試合でうれしかったのは後半26分、田中と交代した松井大輔が見れたことかな。
期待が大きかった分、その結果には満足していませんが3度程見せたドリブル突破は、オシムジャパンで今までに無い動きを見せてくれて良かったです。赤のスパイクシューズ、派手だけど目印になってましたよ。
果たしてオシムが好むプレーではないのでどう判断するのでしょうかねぇ〜? 途中投入して力を発揮するタイプではないので、先発で起用してから判断してもらいたいですね。
いつも通り、雑感を少々書す。


ミドルシュートを打つようになったのは良かった。でも、ノーマーク時は絶対にゴール枠内へ飛ばせ!!
・依然としてクロスの精度、悪い。パスミスも目立つ。
・守備面では良かったボランチの稲本。以前のような前線への飛び出しを期待したい。
・前目のMF(俊輔、遠藤)が下がらなくても、後ろだけでパス回しをし、前線へフィードせよ。
・後半ロスタイムで投入され、PK失敗してた今野。ドンマイドンマイ。


次戦は、9月11日(火)のスイス戦(日本時間翌日3時15分キックオフ)
ぜひとも、松井大輔を先発で使ってくれぇ〜!! オシム爺よ。
それにしても朝一番のサッカーTV観戦は、久々だったので非常に疲れました。もちろん、その後の仕事もさらに疲れた。


オシムジャパン通算成績(PK戦3試合含む)11勝5敗2分(得点28 失点10)】
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/japan/kaiken/200709/at00014567.html