「ご苦労さま」誤使用侵食

先日、文化庁の「国語に関する世論調査」で仕事後、目上の人に「ご苦労さまでした」と言葉を掛ける人の割合が15%に達し、主流を占める「お疲れさまでした」を侵食していることが分かったそうです。
「ご苦労さま」を目上の人に使うのは間違っていることを知らない人が増えてきたということでしょうか。
数回、年下の人から言われた時には、理由もわからず怒りが込み上げて来ましたが、「お疲れ」と返答しただけでした。間違いを訂正したり、説教しても、こんな人には無駄なような気がするのです。
日本語が変化すること自体、自然な流れかもしれませんが、誤使用が普通に使用されるようになることには抵抗感を覚えます。
ちなみに、この言葉を聞く度に、時代劇で殿様が家来に「御苦労であった」と言うシーンを思い出します。

Yahoo!政治ニュース(7月26日)
http://www.geocities.co.jp/Bookend-Soseki/3578/2004/otsukaresama.htm
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