中田英寿現役引退

J1・ベルマーレ平塚セリエA・A.C.ペルージャ、A.S.ローマ、A.S.パルマボローニャフィオレンティーナ、プレミア・ボルトンと渡り歩いたプロサッカー選手が、2006年7月3日21時、自身のホームページで現役引退を表明しました。


まさかと思いました。てっきり、日本代表を引退するのかと思ったら、現役引退。ショックで悲しくもあり残念。でも、理解は出来る。


1993年10月28日ドーハの悲劇から、本格的に日本代表を応援してきました。
三浦知良中山雅史名波浩玉田圭司。これらの選手には特に感情移入し応援してきたが、あなたは何もかも別格でした。
キラーパスに驚愕し、サイドへのロングパスに感服し、強靭な肉体がもたらすドリブルとキープ力に凄みと安心感を覚えた。
確かに、ここ数試合、伝家の宝刀キラーパスは影を潜め、パスミスが多く、キープ力が衰えているように見えたが、他の選手と比べるとまだまだ別格です。


世界の中で日本人が通用することを証明してくれたことを忘れない。


コンフェデレーションズカップ2001 準決勝・オーストラリア戦。
土砂降りの雨の中、ゴール正面からのフリーキックを決めた後のガッツポーズを忘れない。


最後の試合となったブラジル戦後。7分間、ピッチ上で仰向けになった姿を忘れない。


あなたの雄姿を忘れない。


「背番号7 NAKATA」を忘れない。


ありがとう、ヒデ。 そして、お疲れ様でした。