W杯審判員・上川徹さん

本日、NHK総合で午後10時00分〜10時45分に放送されたTV番組『にんげんドキュメント「もうひとつのワールドカップ 〜審判・上川徹の挑戦〜」』を見ました。
2002年W杯で1試合主審を務めた国際主審の上川徹(1963年6月8日生)さんが、2006年W杯ドイツ大会の主審に選考されるまでのドキュメント番組で、1年に及ぶ選考試験の様子が垣間見られました。前回大会で審判の誤審が多発したのを受けて、W杯の審判を試験で選考するのは今回が初めてだそうです。
特に興味深かったのが、3月24日にドイツで行われた最終テストと3月31日の合格発表でした。
最終テストは、「40mを6.2秒以内で6回」走り、瞬発力を見るテストと「150mを30秒以内で20回」走り、持久力を見る体力テストでした。結構、体力いるんですね。
合格発表は、自宅のPCの前で5時間程、メールが来るまでひたすら待っていた姿が印象的でした。幼い子供にチョッカイを出され、カメラの前では怒ることも出来ず、イライラ感したそのご様子。そして、合格発表のメールが英語なので、合格したと理解するまで時間がかかり、うれしさ爆発とはなりませんでしたね。心中察します。
ちなみに、W杯主審の定年は45歳だそうです。
W杯は今大会で最後となる上川徹さん。予選リーグ1試合を卒なくこなして高評価を頂いて、決勝リーグでも主審が出来るよう影ながら応援してます。もちろん、無事ドイツに到着した代表選手には多大なる期待をしてます。
再放送が、NHK総合テレビ5月30日(火)午前0時00分〜(5月29日月曜深夜)にあります。
http://www.nhk.or.jp/ningen/
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