白夜行#10「開く過去の扉」

雪穂(綾瀬はるか)の第2の母・唐沢礼子(八千草薫)が亮司(山田孝之)の手によって殺害され、その亮司の母・桐原弥生子(麻生祐未)はとうとう手首を切って自殺しました(2004年12月3日)。
そして、亮司は、2人にとって邪魔な真実に触れた人間・笹垣(武田鉄矢)の殺害を決行。笹垣の事務所に忍び込み、青酸カリをトイレに入れ、発生したガスで殺害しようと準備万端だったが、机の上にあった笹垣が記したノートを読み、2人をずっと見続けてくれた人がいてくれたことを知り、栗原典子(西田尚美)の言葉「涙でるほどうれしいんじゃないの? その男に気づいてもらった幽霊はさぁ」通り、涙する亮司。こんな殺し方をしてはいけないと思った亮司は、トイレの水を流し、やめたところに笹垣が帰宅。10年?ぶりの再会だが、ほんの数秒後には亮司が持っていたハサミ(父親を殺害した時のもの)を振りかざし、笹垣に突進して番組終了。最終回前なので、総集編っていう感じがしましたね。特に後半の笹垣ノートで回想しているシーンが。
今回は、2人が幼少の頃、よく訪れていた図書館の司書・谷口真文(余貴美子)が笹垣から2人が罪を重ねてきたことを聞かされ、子供達が信号送ってきたのに気づいてやれなかった自分を責めて涙したシーンに感動しました。さすがに涙はこぼれませんでしたが... 谷口さん、このドラマの中で唯一、普通の人で好感持てましたね。と言うより、余貴美子さん、ぶっちゃけ好きな女優さんなんですよ。演技も上手で50歳近いのに、随分若く見え、笑窪がいい感じです。
来週は、寂しいかな最終回。初回で登場したサンタクロース姿の亮司が血に染まる(死なないと思うけど)のは確実だが、結末が2人とも死んじゃうのは無しでお願いします。


【弥生子の遺書】
あの子はまだダクトの中にいる
押しこめたのは私
こんな人生しかあげられなくて、ごめん