「亡国のイージス」感想
最強台風22号接近に伴う雨、風が激しくなる夜中、2ヶ月前BOOK OFFで購入した文庫本「亡国のイージス(上)」、「亡国のイージス(下)」を約1ヶ月かけて読み終えた。
表紙のかっこよさと裏表紙の文句につられて、福井晴敏さんの小説を初めて読んでみたのですが、特に下巻は読み応えがあり、最後の締めくくりも良くて、戦艦、戦闘機、武器、防衛庁、海上自衛隊他組織や防衛論など難しい説明(漢字多用)にめげずに飽きることなく読み続けて良かったって感じ。詳しい内容は、上記リンク先レビューやここにまかせるとして、近い将来、北朝鮮(工作員)によって恐ろしいことが起こったりして...
ちなみに、イージスとはギリシア神話の全能の神ゼウスが、娘の女神アテナに贈ったあらゆる邪悪を払う万能の盾(楯)の名前で、海上自衛隊が所有する最新鋭の防空システムを備えたの護衛艦の名前の由来になっています。実際にイージス艦を運用しているのは、日本と米国だけで平成14年12月16日に海上自衛隊のイージス護衛艦「きりしま」をインド洋に派遣されたそうです。(首相官邸HP一部引用)もう、戻ってきているのかな?
来年夏、同名の映画が公開されるらしいが、防衛庁、海上自衛隊、航空自衛隊がどれだけ協力してくれるんだろうね。スケールのでかい邦画は、出来がいまいち(「ホワイトアウト」、「千里眼」他)だが、この作品はどうなるんだろう〜。
最後に、私がよく読んでいる作家は、森博嗣、真保裕一、松岡圭祐、大沢在昌、綾辻行人、宮部みゆき、桐野夏生です。特に森博嗣さんの文庫本は、ここ数年新刊を購入するほどはまっています。