ギネ〜産婦人科の女たち #5

11月11日(水)22:10〜23:04 O.A. 日本テレビ系列
タイトル(ラテ欄)「過失の烙印」


今回は、後半メインとなる医療裁判への導入部って感じでした。
最初は嫌なヤツだと思っていた奈智が、何だか可哀想に見えてきた。


美和子(西田尚美)の死をきっかけに、冷静さと判断力を失ってしまった奈智(藤原紀香)は、
榎原(中村橋之助)が医長を務める婦人科に異動されちゃいました。
これまで出番が少なかった榎原が、急に頑張り始めましたね(笑)
言葉巧みに奈智を更生させようとしましたが、主観的になり過ぎた奈智はビクともしません。
1カ月経って、榎原は奈智を末期の卵巣がんで入院中の三井さやか(永井杏)の担当医にして
患者と真剣に向き合うことにしました。
がん告知の許可をさやかの母親に得ようとした奈智ですが、いとも簡単に断られ、
さやか本人にも言い出せず、思い通りにならない奈智。
治療が進まない状況を見兼ねた榎原は、奈智と共にさやかの病室に入って、がんの告知をしようと試みますが・・・。


これと並行して美和子の夫・慎一(八嶋智人)が動き出しました。
いかにも悪そうな弁護士・岸本(半海一晃)に医療裁判の現状を説かれた慎一は、
君島(松下由樹)と藤木(近藤芳正)から美和子の死因について説明を受けるが、
岸本が言った通りの病院側を擁護する説明に納得が行かないご様子。
「院内感染の疑いで母体死亡」と掲載された週刊誌を見た慎一は、美和子が信頼していた奈智自身から
説明を聞こうと病院へ行き、その旨を伝えると、桧口(板谷由夏)が奈智を連れ出し、
3人で喫茶店のテーブルについた。
「徳本さんのことは忘れたいんです。徳本さんのことは残念に思っています。
でも私は、そこに立ち止まってられないんです。」と言い立ち去った奈智にショックを受けて唖然とした慎一は・・・。


君島に鍛えられ、一人前の産科医に近づきつつも、看護師と寝たり、渡り廊下で別の女医とキスしちゃう玉木(上地雄輔)は
やりたい放題やってくれって感じですが、それとは逆に患者と裁判でより一層、奈智が苦悩する姿が描かれることでしょう。
自分で撒いた種だから、自分で刈り取らないとね。