ギネ〜産婦人科の女たち #1

10月14日(水)22:00〜23:09 O.A. 日本テレビ系列
タイトル(ラテ欄)「誕生と死」


ギネ−医師の間で産婦人科医のことを業界用語で「ギネ」と呼んでいる。
   英語で産婦人科医のことを「Obstetrician & Gynecologist」(産科医 & 婦人科医)ということに由来する。


救命病棟24時」第1シリーズを彷彿させるようなドラマ。
オープニング&エンディング、演出、楽曲などなど。
設定に関しては、指導医が女、研修医が男と逆になってましたね。
主人公は、入局5年目の産科医・柊奈智(藤原紀香
その柊の下についたのが新人産科医・玉木聡(上地雄輔
この2人を中心にストーリーが進むのだが、観ての感想は自分、イライラした(←いとうあさこ風に)
だって、玉木の問いかけに対して柊は、挨拶、返事すらなく無視し続けてましたからね。
命を大切にし、腕の良い産科医であることはわかるが、冷酷かつ無口、
人として礼儀やコミュニケーションが無い人間に一体、何に共感すればいいのでしょうか?


初回が故に、ストーリー展開が早く、いろいろ盛り込みすぎていたため、
人物描写が薄く(特に患者側)、産科医療の崩壊って言うわりには危機感が感じられず
頼りない産婦人科主任教授、前髪が鬱陶しい顧問弁護士などイラッとさせる登場人物など
いい印象が残りませんでしたが、観慣れてくれば感想も180度変わりそうな予感もするので今後に期待しましょうか。
痩せて老け込んだ紀香にはがっかりだが、松下由樹さん、板谷由夏さんには癒されてます。


最後に、独身ナースが病院からの呼び出しに「パンツを履く暇さえ無かった」とか
女性産科医に「5日間禁欲して、翌朝、精液を出して持ってきて」とか
エロ&卑猥とも取られかねない台詞って本当に必要だったんでしょうか?
私が過敏に反応しているだけかもしれませんが、聞くに堪えられませんでした。
「精液」って連呼してましたが、ただ単純に制作サイドが綺麗な女優さんに言わせたいだけじゃーねーの?
玉木が出して、後々ストーリーが続くのであればOKかと思いますが・・・。