救命病棟24時 第4シリーズ #7 最終回

9月22日(火)21:00〜23:18 O.A. フジテレビ系列
タイトル(ラテ欄)「遂に感動の最終章!!緊急に出動したドクターカーに最大の危機が訪れる!?
          仲間の死?そして進藤と楓の選択!?崩壊した救命センターに未来は訪れるのか!?」


CMを巧みに挟み、肝心な場面を描かず場面展開し、医師2名が救命チームに処置されるという衝撃的な展開で
何とか盛り上がりを見せて綺麗に纏めてましたが腑に落ちない部分も多々あり、本題はこれから始まるって時に終わっちゃったって感じです。
倒れた前の医局長はどうなったの???
激務の為、睡眠導入剤を使っていた研修医の工藤亮介(石田卓也)を事故現場に行かせたのは
本人の強い希望なのでいいとしても、その現場で患者を亡くして、ショックを受け、
病院を無断欠勤するようになったのに、誰一人として自宅に行き、本人に会おうとしないのは何故なんだ!!
その後、彼があのような事故に遭遇することぐらい予測可能だろ、進藤(江口洋介)と小島(松嶋菜々子)先生なら。
ICUから患者が逃げ出したり、不審者が侵入したりと本シリーズでは余りにも危機管理が蔑ろにされていて、
これがストーリーを盛り上げる起因に使われていることが非常に腹立だしい。
結局、工藤は助かったみたいだけど、死の瀬戸際まで行った人間が医師続けられるのか???
澤井(ユースケ・サンタマリア)が怪我した火災現場で、看護師の山城(木村多江)さんもいたのに急に居なくなったのはなぜ???


医療崩壊が本シリーズのテーマだったが、その解決方法とし、澤井が現場を離れ救命改革機構に入り、国レベルから医療制度を改革しようとし、
進藤は現場で頑張るって約束した形で終わったけど、これってまさに「踊る大捜査線」の室井(柳葉敏郎)と青島(織田裕二)の関係と一緒じゃん。
パクってもいいけど観たいのはその続きなんだよなぁー!!


冬にスペシャル版があるみたいだけど、総集編に時間をかけるのでなく、現実とはかけ離れてもいいのでドラマ内の解決方法を見せて欲しい。