任侠ヘルパー #11 最終回

9月17日(木)22:00〜23:09 O.A. フジテレビ系列
タイトル(ラテ欄)「最終回15分拡大SP・・・最後の手段」


最後の手段は、厚生労働省が行き先を決めた老人達を介護施設「タイヨウ」に匿っての籠城でした。
お国と衝突するも、彦一(草磲剛)達の防戦も虚しく御用となり、閉園した「タイヨウ」
結局、彦一の抵抗は、厚生労働省の藤堂慶太郎(陣内孝則)の心を動かしただけで、
介護問題を解決する答えは提示されませんでしたね。
いや、その答えは藤堂が言っていたように「無い」ってのが正解かもしれませんね。
ヘルパーを通じて介護に対して、個々が真剣に向き合い、どのような答えを出し行動するか。
そのようなメッセージが込められたドラマだったように感じました。
極道を辞め、1人の女性を見守る者、ヘルパーを目指す者、介護施設を立ち上がる者、
極道に戻り、幹部で生きる者、下積みを続ける者、様々でしたね。
その中でも、りこ(黒木メイサ)が一番、自分の思い通りになって良かったですね。
彦一に土下座した甲斐があって幹部にもなれたし、彦一とも強引にキス出来たしね(笑)


最後の彦一のライターの音で、晶(夏川結衣)が昔を思い出し正気に戻るシーンには痺れました。
何度も彦一がくわえた煙草を取るシーンが伏線になっていたとは驚きでした。
もしかして脚本家がこのシーンありきでこのドラマ作ったのか(笑)


続編があるような終わり方でしたが、いいイメージのまま終わらせた方がいいでしょう。
もちろん続編があったら観るけどね。


「強きをくじき、弱きを助ける」
任侠道の精神は、介護にも通じるってこと何でしょうか?