ファジアーノ岡山 J2 第39節 大阪戦

2009 J2 第39節 ファジアーノ岡山 vs. セレッソ大阪
岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム 19時03分キックオフ
結果:1−3
得点:後半9分 香川真司(大阪)、後半14分 黒木聖仁(大阪)、後半18分 乾貴士(大阪)、
    後半44分 川原周剛(岡山)





前節(アウェイ仙台戦)、前半、青木の2ゴール(頭と左足)で2度追い付いたものの
後半早々、1本のパスミスから失点を許し、上位との力の差を見せつけられた2点差の敗戦から1週間。
今節もJ1昇格を争うチームとの対戦。
前半は予想通り、個々のレベルで上回る大阪ペース。2シャドーが頻繁にポジションを変え、圧倒的なボールポゼッション。
ピッチを広く使い、ドリブル、ショートパスを織り交ぜてゴールに迫る攻撃は、敵ながら惚れ惚れしました。
岡山は、普段より守備ラインを下げ、積極的なプレスを仕掛けるのではなく、受けのディフェンスで
シュート10本(岡山は2本)打たれたものの完全に崩された形にはならず、スコアレスドローで折り返し。
先に動いたのは大阪。後半からMF平島→MF酒本を投入。前半同様の攻撃がスピードアップし、岡山の対応が遅れ出した頃、
MF乾から右サイドのMF酒本へパスが通り、中へクロス。落とし、縦パス、最後は横パスがゴール中央にいた
フリーのMF香川に通り、先制点を許す。大阪の勢いは止まらず、立て続けに失点し、勝負ありって感じでした。
3点ともフリーで打たせちゃ、ダメでしょう。
2失点目直後に1トップのFW武田に代えFW三木を投入。長身フォワードを入れたのにロングボールが入らずイライラ。
2枚(MF田所→MF小林、MF保坂→MF川原)のカードを切り、ワンボランチになった喜山がボールを配給できるようになり
徐々に攻めの形が作れるようになった岡山。最後まで攻めの姿勢を見せ続け、実を結んだのがアディショナルタイム
右サイドでパスをつないで、最後に受けたキャプテン川原がゴール正面へドリブルを入れ、PKエリア外から
左足を豪快に振り抜きゴール左隅にゴ〜〜〜ル。川原のJ初ゴールで一矢を報いて試合終了。
格の違いを見せられての完敗でしたが、最後まで諦めずに躍動したファジ戦士のおかげで不思議とあまり悔しくなかった敗戦劇でした。
これで8試合連続得点中のファジ。J新記録の8試合無得点(16〜23節)の頃が懐かしいですわぁ〜(笑)


先発の布陣は4−2−3−1で、出場停止の左SB野田、ボランチ竹田、怪我の右SB澤口に代わり木村、田所、玉林を起用。
左SBには出場停止明けの野本を起用し、やや守備面を重視した手塚監督。

相手の布陣3−4−2−1の2シャドウ香川と乾をどう抑えるかがこの試合のポイントだったと思うが
スペースを与え、ほとんどノープレッシャーで仕事をされたのが拙かった。
「これまでの守備のやり方と少し変えて、ラインを少し下げて、しっかりブロックを作って、少ないチャンスから得点を狙うというプラン」(監督談)が、
前半、プラン通り出来たことは評価するが、もう少しボランチマンマーク気味に付いても良かったのでは・・・。
個人的には、これまでのやり方を変えずにラインを上げて中盤をコンパクトにし、プレスを掛け、2シャドウの動きを封じ、
カウンター攻撃での真っ向勝負を挑んで欲しかったですね。
あと交代するタイミングが遅すぎましたね。チームとして機能していなかった1トップのFW武田は、1失点目若しくは後半開始から
交代してたらなぁ〜。
3試合連続スタメンでなかなか結果が伴わないFW三木ですが、もう少し辛抱強く使って欲しいな。



今季3度目の1万超え。
大勢のアウェイサポ並びにオフィシャルサポーターの服部興業さんが2千人以上、集めてくれたおかげっす。



ホームゲームで配布されるマッチデープログラム(Vol.20 2ページ目)に初めて載った青木孝太
ちょっと遅すぎるけどね。次は、表紙を飾ってね。
前節2得点した為、マークが厳しかったような気がするが、ワンタッチパスがほとんど通らず、今日はいい所無し。
プレーに波があるようにも思えるけど、右サイドとトップ、どっちの方がプレイしやすいんだろうね。


次節は、20日アウェイ愛媛戦。
日程を確認せずに甲子園のチケットを先に取ってしまったので、今回は遠征断念(笑)
監督交代後の初戦だから、相当、力入れて向かってくるんだろうなぁ〜。