サッカー日本代表 対 ガーナ代表

2009年9月9日(水)12:00(日本時間 19:00)キックオフ
会場:オランダ・ユトレヒト ハルヘンワールト・スタディオン
結果:4−3
得点:前半31分 ギャン(ガーナ)、後半2分 ギャン(ガーナ)、後半8分 中村憲剛(日本)、後半21分 アモアー(ガーナ)、
   後半33分 玉田圭司(日本)、後半34分 岡崎慎司(日本)、後半38分 稲本潤一(日本)


−2009年 オランダ遠征 国際親善試合 第2戦−


5分間に3得点と今までで観たこともない集中力&決定力で逆転勝ちしたことは確かに喜ばしいが
W杯本大会出場を決め、中2日で試合をし、足が止まり出した相手だったことを考えちゃうと
手放しで喜ぶのは危険だろう。
でも、おそらく今のメンバーで本大会に臨みそうなので、苦しい時間帯にこのような得点ラッシュを
期待しちゃうかもしれませんね。
1度やったことは2度出来るってね。
玉田と稲本が結果を出してくれて個人的にはうれしかった。



先発の布陣は、監督の点を取りに行く思いが込められた4−4−2
だが、FW前田遼一、GK都築龍太を入れただけで主力メンバーはほとんど変わらず。
ポストプレーや裏への飛び出しなど、まだまだやれるとは思うがFW前田は及第点。
監督は満足した出来だと評価しているので、コンディション良ければ召集されるだろう。
ファインプレーもあったが、3失点目みたいな飛び出しを観てると、まだまだって感じがしますね、GK都築は。
様々な成果や課題が出たオランダ遠征だったとは思うが、不動だと思っていたセンターバックの欠点・弱点が
露呈したのが印象に残りました。
2、3失点目はどちらも中澤、闘莉王、どちらかが前線に上がった時に失われましたからね。
得点が奪えず、前線に上がりたい気持ちはよくわかりますが、アジア以外の強豪国との対戦では
最終ラインで強力なユニットを組んで、90分間辛抱強く守り切って欲しいですね。
もちろん1対1のレベルアップと最後までボールを追う姿勢は忘れずに。
1対1では流石に負けちゃうので、そうゆうシーンを作らせないことが大事でしょう。
センターバックのバックアッパーは誰にするのかな???




次戦は、10月8日(木)アジアカップ最終予選 第3戦 香港戦(日本・静岡)
新戦力を試しつつ、内容が求められる戦いになることだろう。
4−4−2を試すのか、4−2−3−1に戻すのか。
監督の苦悩は、まだまだ続く。


岡田ジャパン通算成績 16勝5敗8分(得点53 失点25)】