ファジアーノ岡山 J2 第34節 甲府戦

2009 J2 第34節 ヴァンフォーレ甲府 vs. ファジアーノ岡山
山梨県小瀬スポーツ公園陸上競技場 8月16日 18時33分キックオフ
結果:0−2
得点:前半39分 西野晃平(岡山)、後半37分 青木孝太(岡山)


前節(草津戦)、後半から入った青木がPKエリア内でファールを貰い、そのPKを西野が決め、
アウェイで勝ち点1を積み上げたファジアーノ岡山
今節は、第2クール最終試合。
相手は、J2開幕戦でスコアレスドローながらJ初勝ち点を挙げた甲府
ここまでの順位は甲府3位、岡山16位。
この順位がまるで逆になったような力関係で、前半20分以降は岡山が落ち着いたゲーム運びを見せ
予想に反しての快勝劇となりました。
スカパー観戦でしたが、アウェイでこんな勝ち方も出来るようになったんだなぁ〜と感慨深く
ブラウン管の中のファジ戦士を見つめておりました(笑)


先発フォーメーションは4−2−3−1と変わらないが、保坂と喜山が2試合ぶりのスタメン。
右MFには5試合ぶりのスタメンとなる青木を起用。
ちなみに怪我から復帰した喜山は丸坊主にしてましたね。

立ち上がりは甲府が攻勢。ボランチ藤田のパス出し、右サイドから前線への放り込み、ゴール前でのワンツー等で
ゴールに迫るも精度&フィニッシュが乏しく、鬼門である前半序盤(20分頃)を凌いだ岡山。
MF青木のドリブルから攻撃の形を作ってはいたが、クロスの精度不足やシュートミスでゴールが遠く感じられた頃、
MF喜山からのロングパスをMF竹田が前線にダイレクトで叩いて、FW西野がDFにボールを奪われそうになるも
一旦後ろに戻り前を向き直した直後、左足を振り抜き、ゴール左隅にズドーン。
今まで観たこともない西野の華麗な足技に唖然としちゃいましたが、先制ゴールに歓喜を上げ、前半はそのまま守り切って終了。
後半は、自慢?の運動量を活かし中盤2列のプレスでボールを奪い、プレッシャーのゆるくなった中盤でボールを回し
岡山が優位にゲームを進めていたが、交代枠3人を使い切った甲府マラニョンにボールを集め、攻める時間帯が増えていたが
喜山のFKを青木が倒れ込むようにして腰の高さまで頭を沈めて合わせてゴールネットに突き刺し、
見事なヘディングシュートで試合を決定付ける2点目が。
その後は、個々に突破されるシーンがあったけれども、足を止めること無くしっかり守り、
ボールを持ったら後半途中から入った左MFの妹尾のドリブルを起点にし、攻めの姿勢を見せて時間を進め
アディショナルタイム4分が経過して試合終了。


最後まで運動量が落ちずにボールの周りで人がよく動いていたのが良かったですね。
特に、数回オーバーラップしてもボールが来なかった左SBの野田のタフさは圧巻でした。


次節(8/23)はホームで14位の熊本戦。この勢いで今季初の連勝と行きたいものです。