サッカー オーストラリア代表 対 日本代表

2009年6月17日(水)20:20(日本時間19:20)キックオフ
会場:オーストラリア メルボルンクリケット・グラウンド(MCG)
結果:2−1
得点:前半40分 田中マルクス闘莉王(日本)、後半14分 ケーヒル(オーストラリア)、後半31分 ケーヒル(オーストラリア)


−2010FIFAワールドカップ・アジア最終予選 第8戦−


何度、同じ選手に苦汁を舐めさせられれば気が済むのだろうか?
3年前(2006年6月12日)の悪夢の再現VTRを見ているかのような惨敗劇でアジア最終予選A組の2位となった日本。
世界との差は3年前とほとんど変わっていないように思えてならないし、
A組1位オーストラリアとの勝ち点5の差は、W杯本大会グループリーグを突破出来るか否かの差に等しいではなかろうか。


試合内容について、あれこれ言及することよりもW杯本大会まで最初で最後になるであろう
格上とのガチンコ勝負に↓このメンバーで挑んで経験が積めなかったことの方が腹立だしいのだ。

まずは、ベストメンバーで挑めなかったのが残念だが、欧州組の不在が何とも情けない。
テレ朝の実況がこんなことを言ってましたね。
ケネディは前の試合を欠場して、この日本戦に備えていた」と。
日本も先週のホームのカタール戦で主力を温存させ、この一戦に全力を注ぐべきだったのだ。
控え組で挑んでも、明確な課題は見えないだろうに・・・。
次に、センターバック中澤が欠場し、そのバックアップを試す最初で最後かもしれない絶好のチャンスだったのに
力量がほとんどわかっている阿部勇樹を起用し、そのチャンスを潰したこと。
その選手のせいで2失点したから、目も当てられない。
折角、山口智(大阪)と槙野智章(広島)をベンチ入りさせているのに、自ら選んだ選手を試そうとしないのは
まさに飼殺し状態で指揮官の手腕の無さを嘆かずにはいられない。
あと、一向に結果が出ない交代の采配も。


次は、現時点の予定では10月10日ホームでのスコットランド戦。
11月から始まるアジアカップ最終予選に備えての国際親善試合となりそうだが、
1試合でも多くの試合(クラブチームでも可)を組んで絵に描いた餅のような目標に
一歩でも近づけるよう尽力を注いでもらいたいものです。


再び悪夢を見ないためにも・・・。


岡田ジャパン通算成績 15勝4敗8分(得点49 失点19)】