チーム・バチスタの栄光 #10

12月16日(火)22:00〜22:54 O.A. フジテレビ系列 テレビ欄タイトル「衝撃の結末!!医療ミスか殺人か!?」
番組内タイトル「最後の謎解き・・・医療トリックはコレだ!!」


うおぉー、今回は凄かった。
本当に衝撃の結末やった。
今までと異なるオープニングから、桐生先生(伊原剛志)が退室するまでの約35分間。
息も付かせぬチーム・バチスタ vs. 田口先生(伊藤淳史)&白鳥(仲村トオル)のガチバトル。
特に田口先生が、氷室(城田優)と酒井(鈴木裕樹)が罪を犯した経緯を説明した後に
白鳥の鬼気迫る約1分間の長台詞は、最高に痺れました。


「桐生先生、あなたの目の秘密はこれだけの罪を引き起こしたんだよ。
自分なら患者を救える。目の障害を隠してでもやれるところまでオペをする。
一見、使命感に溢れた凄い医者に見えるけど、そんなものは桐生恭一という外科医のエゴだ!!
メスを持つ資格を失ったことを自覚しながら、メスを置けない外科医。
オペに直面すると手が震えてしまう臆病者のくせに、外科医への未練を断ち切れない病理医。
自分達では幕を引けない中途半端な兄弟を必死で守ろうとした、自分達の立場を守ろうとしたチーム全員。
事実を隠蔽して栄光に縋ろうとしたチーム・バチスタのメンバー全員が、5人もの患者を死なせたんだ!!」


この台詞がこのドラマを集約している気がしました。
確かに患者を救うことは大事ですが、事実(ミス)を隠蔽することで
人の心を揺さぶり、犯罪に手を染めることになり兼ねないので、あの兄弟は医者としては立派ですが
人として何かが欠けていたのだと思います。
1人の天才外科医より、10人の正確な技術を持った外科医を育てることの方が、
多くの命を救うことが出来ると思うので、後者の方が実社会で実現されることを願っています。
桐生先生と白鳥が退室した後の鳴海先生(宮川大輔)へのお説教、良かったですよ、田口先生。


今回で終結でも良かったけど、まだ真犯人がいるそうです。
術死は5人(ケース27、29、30、31、33)
ケース27は、桐生先生のミスだと今回判明。
ケース33は、氷室がやったことを田口&白鳥に見破られた。
氷室は、ケース33の前にも術死を起こしていたから、真犯人は1or2人を殺したことになる。
本命は、第1助手の柿谷(鶴見辰吾)かな。
裏をかいたら、他にも該当者いるけど、余りにも無謀すぎるので幻滅すること必至やな。