コード・ブルー ドクターヘリ緊急救命 #4

7月24日(木)22:00〜22:54 O.A. フジテレビ系列 タイトル「母の愛」


藍沢(山下智久)−「患者との会話を勉強するいい機会だ」と指導医の黒田(柳葉敏郎)に命じられ、退院係として精を出すも患者との会話シーンは無く、スキルアップになったか疑問。実力の無い藤川(浅利陽介)に気管挿管の練習をさせ、意外な一面(やさしさ?、同僚思い?)を見せたのは良かったが、出番は少なめでした。


白石(新垣結衣)−自分に関心を引き寄せるために虚偽の話をしたり病気を装ったりするミュンヒハウゼン症候群の患者に終始振り回されてました。お腹の不自然な傷(手術後)を見た時点で気づくべきでしょうよ。患者に同情するやさしさもいいけど、観察力を向上させましょう。


緋山(戸田恵梨香)−ドクターヘリに同乗し、頭を強く打ち、脳挫傷の疑いのある患者をほぼ適切に処置出来たのは、何も出来なった前回より成長していて良かったが、四肢麻痺の後遺症が残ることを患者になかなか告知することが出来ず苦悩してましたね。ただ頭を深く下げるだけの告知シーンは物足りなかったですが、黒田にいい所を見せられたのは良かったかも。


藤川(浅利陽介)−今回のメイン。除細動時に患者に誤って触って通電し、心拍が停止すると言う医者としてはあるまじき凡ミスは、いかにも彼らしいキャラがなせる業でしたが、母に接する態度やミュンヒハウゼン症候群の患者を諭す一言も彼らしかったです。最後の泣きの演技は、いまひとつでしたが、黒田に「フライトドクターになるのは無理だ」と通告されてもフライトドクターを目指す前向きな彼に今後、期待しましょうかねぇ〜。同じ病院内にいても母と一度も会わなかったのは、なかなか珍しい脚本(ストーリー)で良かったです。