あしたの、喜多善男 第11日目「最後に残された、自由」

3月18日(火)22:00〜22:54 O.A. フジテレビ系列(関西テレビ制作) テレビ欄「衝撃の最終回へ!!生きるか、死ぬか」


涙が流せるラストシーンでは無かったけれど、平太(松田龍平)の必死の説得に救われ、悲しい明日より笑える明日を信じ、歩き始めた善男(小日向文世)ちゃん。なかなかいい最終回でした。
特に、善男とみずほ(小西真奈美)の別れのシーン。
互いに言葉を発さず、見つめ合う2人。
その間、約40秒。
音楽、雑音全くの無い無音状態。
終わらせたのは、1滴も流れ落ちることの無い涙を目に溜め、振り返り歩き出した善男。
妙に説得力のある別れのシーンでした。
結局、善男と平太の友情ドラマにも見えなくもなかったが、三波(今井雅之)としのぶ(吉高由里子)には自殺を止めた善男と再会して欲しかったですね。
未だに他人と自分を許すことの出来ない自分にとっては、しのぶちゃんの台本読み、ぐっと来ましたよ。


平太の自殺志願者説得の言葉を記して、本ドラマの雑感を了す。


「弱くたって良い、生きてて欲しい」
「何が出来るかわからないが、生きていてくれなきゃ、何もしてあげれない」