日本が燃えた夜 〜 二〇〇二・日本/韓国

2日前にNHK教育テレビ午後10時25分〜10時50分に放送された番組「知るを楽しむ」の第4回目を見ました。
今回は、W杯日韓共同開催決定の経緯(決定発表は1996年5月31日)、トルシエ監督就任、フラット3の解説、W杯日韓大会決勝リーグ進出、トルコ戦先発FWメンバー(西澤、三都主)入れ替えによる敗戦、トルシエの限界、等でした。
何かと選手との確執が生じていたトルシエ監督。フラット3やゾーンディフェンスなど、いくつかの約束事があり、組織的な動きを求めたトルシエのサッカー。個人的には嫌いではなかったです。これをベースに技術力の高い選手達が、個々の判断で状況に応じたサッカーができるようになれば、もっと強い日本代表が見られたのではないかと思ってましたが、ジーコ監督の4年間はそうでは無かったです。
番組最後に流れたナレーション。
『6月に迫ったワールドカップを戦う日本代表。その多くはトルシエに鍛えられた選手達です。4年前に越えられなかった壁を乗り越えるために、今、ドイツに旅立とうとしています。』
まさにその通りだと思いました。現ジーコ監督に鍛えられた選手はいるのだろうか?
ドイツ大会の結果がどうであれ、次の2010年につながるような選手(個人的には、松井、平山、阿部)が活躍してほしいものだ。なぜなら、1998年フランス大会で、小野が残り数分間、ピッチに立っただけでも、その後の活躍につながったと思っているので・・・
これで最終回かと思いきや、どうやら第5回(「エリート」を育てる)もあり、5月もあるそうです。