「悲劇」の教訓〜一九九三・ドーハ

本日のタイトルは、昨日、NHK教育テレビ午後10時25分〜10時50分に放送された番組「知るを楽しむ」のタイトルです。この番組の毎週月曜日は「この人この世界」と題して、ある有名人がディープな世界について語ってます。
で、4月は日本サッカー協会キャプテン川淵三郎氏が計4回にわたり大いに語るそうです。
先週の第1回は、ジーコ監督と2006ドイツW杯最終予選について。昨日の第2回目は、日本代表初の外国人プロ監督ハンス・オフトと1993年10月28日の「ドーハの悲劇」について。キャプテンの語りとともに、当時の映像(もちろん悲劇のゴールシーンは3、4回も)が数々と流れ、当時の日本代表キャプテン柱谷哲二のインタビューも合間にあり、前回とともに興味深く見させて頂きました。あと2回は「1988年のフランスW杯」と「2002年日韓W杯」なので、あと59日に迫ったドイツW杯前に見ておくといいかも。
ちなみに、番組の最後を締めくくった柱谷哲二の語りを紹介しておきます。結構、ぐっときました。


この悔しい出来事を、将来の日本代表とサポーターが忘れなければ、
「日本サッカーが世界一になる日」がきっと来ると信じてます。


このことは、もう一生、忘れてはいけないと思うし、自分達の世代が変わっても 未来の子供達に、日の丸をつける子供達に、これだけは同じ過ち、同じ悔しさを味あわせたくないので、これは自分達は次に伝える義務があると思っています。絶対忘れないで、この悔しい出来事をね、この悔しい出来事は我々だけで十分です。

番組HP http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200604/monday.html