アンフェア#4 「真犯人現る!すべてのナゾが今…」

小説「推理小説」で書かれた予告型殺人事件の犯人は、岩崎書房の編集者・瀬崎一郎(西島秀俊)でした。3話で瀬崎が発した「僕より面白くて、リアリティーのある物を書ける作家が全然いない」ので、自分でリアリティー(殺人)を追求していたみたいだが、どうせなら担当していた作家・久留米(井上順)やイヤミばかり言われてた上司の森川(大高洋夫)を殺っちゃえば良かったのに。すぐに自分が疑われてしまうけどね。4人目「愛する者」・岩崎書房の社員・松本理恵子(小林麻央)、5人目「か弱き者」・ゴーストライターの平井唯人(眞島秀和)の殺害方法などは、ほんの少し説明があったが1〜3人目は何の説明も無かったのが残念。また、犯人・瀬崎をクールに射殺する雪平夏見(篠原涼子)はかっちょ良かったんだが拳銃がしょぼかったのが残念。
雪平の娘・美央(向井地美音)と家政婦・牧村紀世子(木村多江)が何者かに誘拐され、その犯人から雪平の携帯に「女と娘は預かった…」と告げ、4話終了。今後は、雪平を憎む犯人とのがちんこ勝負になりそうだが、「推理小説」編よりゾクゾクする深みのある展開を期待したい。


【「か弱き者」予告殺害場所の捜査が難航した刑事と管理官との衝突】
安藤>管理官、時間がありません。みんなに協力してもらって下さい。世間に公表して、全てのビルのチェックを
山路>駄目だ
安藤>どうしてですか
山路>警察がおとり捜査に失敗したことをばらす必要は無い。
安藤>警察の面子と人の命とどっちが大切なんす?
山路>警察の面子に決まってるだろうが。お前は雪平とは違うんだ。いいか。
警察官もなぁ、正義感だけでは上には上がれないんだよ

※安藤一之(瑛太)−警視庁捜査一課刑事
※山路哲夫(寺島進)−警視庁捜査一課管理官