白夜行#3「さよならの光」

今回も展開が早く、引き込まれながら見終えましたが理解に苦しむ&突っ込みたくなる場面がちらほら。まず、亮司(山田孝之)がこれまで犯した罪の証拠品(カメラやネガ)を川に投げ捨て処分したこと。おいおい、簡単に見つかってしまうじゃろ。しかも平気で自然界にゴミを投げ捨てるなど、言語道断じゃあ。
次。亮司は自分の父親を殺したことをネタに松浦(渡部篤郎)に強請られ、売春(相手は女性)を行っていた。その客(背中に刺青をしたヤクザの女)が、亮司と同級生?の園村友彦(小出恵介)と行為中に死亡し、その後始末を亮司が雪穂に相談すると、雪穂は友彦と血液型が違う亮司に死体とやる事を勧め、死後数時間後にやっちいました。「完全に別の人と会ってたってことに出来るよね」って雪穂は言ってたけど、その現場(部屋)には亮司のDNAや松浦、友彦、雪穂がいた証拠がたんまりあるんで警察が調べれば、犯人がわかりようなものだが、死体が発見され警察は「行為中の事故死」で事件性は無しと処理して次の展開へ。おいおい、亮司と雪穂、3度目の犯罪ともなると余りにも不用意過ぎませんかねぇ〜。
次。どうにか罪を重ねるをやめにしたい亮司が出した答えは、自分の死亡届を母親の弥生子(麻生祐未)に託して、故郷を去ること(ここで第3話終了)。亮司が書いたであろう死亡届、死体は水葬にしたって書いてたけど、警察が調べれば嘘がばれるのは明白。だけど、この死亡届を見た刑事・笹垣(武田鉄矢)は「そんなアホなぁ」って言っただけ。まぁ〜、物語はまだまだ続くんでそう簡単に捕まっちゃダメなんだが、もうちょっと警察に追い込まれるシーンがあった方が面白いのだが...
今回で1998〜1999年3月まで終了。次回からの展開も楽しみですね。


【7年振りに再会した雪穂と笹垣との会話】
笹垣>桐原亮司は元気にしとんのんか?
雪穂>桐原って、あの被害者の方の。
笹垣>そこの息子がなぁ〜、悪いこと、しとっての。あれ、もうすぐ、パクられるで。
雪穂>へぇ。
笹垣>ほぁー、別に。スカーレットとしては何も興味はないんか?
雪穂>興味も何も、知らない方なんで。
笹垣>お前といや、君と同じ本、好きやったみたいやで
雪穂>皮肉な話ですね。被害者の息子さんと加害者の娘が同じ本、好きだったなんて。