コード・ブルー −ドクターヘリ緊急救命− 2nd season #8

3月1日(月)21:00〜21:54 O.A. フジテレビ系列 タイトル「理由」


ドクターヘリが活躍する機会が減ったものの、今回も坦々と話は進み、要所要所で目頭が熱くなるシーンがあり
最後のショッキングなシーン含めて、見応え十分でした。
だけど、前半の橘(椎名桔平)と田所部長(児玉清)の援護射撃に後押しされ、緋山(戸田恵梨香)らしい主義主張は良かったのに
最後、藍沢(山下智久)の前で「患者相手にするの怖いよ」と泣き崩れたシーンには違和感を感じましたねぇ〜。
ダメージが大きいのはわかるが、シリーズ1で見せた勝気な性格の緋山なら、ぐっと堪えて欲しかった。いい意味で弱くなっちゃったね。
その方が感動的だったかもしれないし、泣くのは白石(新垣結衣)の前だけにしてよって感じ。


それにしても、フェローの良き理解者である田所部長を部長室で倒れさせたのは、反則やわーーー!!!
即、救命病棟24時シリーズ2の同じようなシーンが脳裏に蘇ったが、け、結末だけは同じにしないでくれって
次回予告が終わるまで願ってました。もうこれ以上、犠牲者を出さないでくれ。


藍沢と祖母、白石と父親のシーンも泣かせましたね。藍沢の方はこれで一段落したってことかな。
今後は、緋山、白石、冴島(比嘉愛未)、女衆の決着の仕方が見物かな。


今回も白石のモノローグ(最後の1行のみ緋山)に内容が凝縮されていたので記しておきます。
(始まり)
月300時間を超える労働
徹夜続きの研究
その為に友人を失い、家族からも疎まれる
大切なことを犠牲にして医者が身を粉にして働く理由は何だろう?
お金?名誉?
医者は何の為に働くのだろうか?


(終わり)
何の為に医者をやるのか?
世の中に必要とされている充足感
人を救うという使命感
いや本当の理由は、大切な人の笑顔の為だったり、患者からの「ありがとう」の言葉だったり
たったそれだけのことで医者は全てを犠牲にして頑張れたりする
でも、それすらも信じられなくなった者はどうすればいいんだろう