ファジアーノ岡山 J2 第46節 東京戦

2009 J2 第46節 ファジアーノ岡山 vs. 東京ヴェルディ
岡山県陸上競技場 桃太郎スタジアム 19時03分キックオフ
結果:0−2
得点:前半1分 井上平(東京)、前半35分 井上平(東京)



前節(アウェイ横浜FC戦)最下位決戦に敢え無く敗れ、とうとう勝ち点1差に迫られた17位のファジアーノ岡山
約1ヵ月(5節)ぶりとなるホーム・桃スタでの対戦相手は、前回(8/5)、今季唯一の逆転勝ちをおさめた東京ヴェルディさん。
その再現を期待していたファジサポの思いは、開始1分、見事に砕け散った。
左SB野田がクリアにもたつき与えたCKを一度は跳ね返すも、左サイドからクロスを入れられ、岡山DF陣の間を抜けたボールに
ゴール正面に走り込んだFW井上が頭で押し込まれ、今季最も早い時間に失点を許す。
その後は、もちろん東京ペース。
最終ラインでのボール回しからビルドアップし、短いパスをつないだり時折長いパスを通したりと、
縦やディフェンスの裏へボールを供給しチャンスを作っていく東京。
特に岡山の左サイドを何度も突かれ、前半35分、左SB野田をおびき出すような縦への早いパスが入り、
バックパスから裏へとボールが出て、オーバーラップした右SB福田が中へ正確なクロスを上げ、再び、FW井上が頭で合わせられ、2失点目。
岡山は、自信のなさがプレーに現れ、バックパスなど消極的なパスばかり。
カウンター攻撃に入っても、自らパスミスを連発し、ゴール前までほとんど行けない状態。
運動量も少なく、フォローが無い為、パスの出し所に困り、ボールを奪われてしまうという悪循環が続いた。
後半、左MF妹尾のドリブル突破が目立ち、30分過ぎ、2枚の交代選手(FW三木→FW武田、MF川原→MF保坂)がボールに絡むようになり
攻撃が出来るようになったが、ペースダウンをし、時間をゆっくり進める相手を崩すことは出来ず、試合終了。
横浜FC甲府に勝利したため、6連敗で最下位に転落してしまいました。


シュート数4本で、枠内に飛んだのは0本とお寒い内容に風邪引きそうになりました(笑)
もう夜は、手袋が必要なくらい寒いですからね・・・。


先発の布陣は、相変わらず4−2−3−1
39節以降、センターバックを務めた木村が外され、久々に野本・大島コンビが復活。

前半、息の合った最終ラインの上げ下げは観ていて楽しかったが、下がりながらの守備になると
ボールばかり見て、人を見ないから失点されちゃうんだよぉー。
夏場、FW西野の1トップで勝てた時期もあったが、1トップ未経験のFW三木が10試合消化しても、
一向にフィットしない状況を観せられると、このシステムに拘る必要は全然ないと思う。
この6連敗、ほぼ同じ先発メンバー&布陣で挑み、交代の采配もほぼ同じで、何の策も打たず負けているような気がする。
右MF青木は、トップの位置の方がよくボールに絡むので4−4−2にしたりと選手起用も含めて試行錯誤を続けてもらいたい。
残り5試合、単なる消化試合にしてもらったら困りますよ!!






試合後、ボトルを手放させない青木孝太(背番号48)
残り5試合、たった5得点で終わっていいの?コータ。
ファジ色に染まってもらっても困るんですけど・・・。