救命病棟24時 第4シリーズ #4

9月1日(火)21:00〜21:54 O.A. フジテレビ系列
タイトル(ラテ欄)「全力で救うことの意味」


今回は、3ヵ月の研修期間を無難に過ごし、研修後は実家の美容外科で働こうと思っている研修医・工藤(石田卓也)がメインの回でした。
技術力は高くクールな性格であるが故に、命の見切りが早く無駄な事をしたくないと医療現場における精神論的な考えを否定する彼は、
指導医の進藤(江口洋介)のやり方について行けないと、澤井(ユースケ・サンタマリア)に指導医の変更を願い出るも、
1年前に事故で孫を亡くしたことを忘れている認知症の喜久代(佐々木すみ江)と、
喘息の発作で運ばれてきた少年・博明(澁谷武尊)との触れ合いから、患者の心情を徐々に理解していく。
博明が再び発作を起こし、工藤が処置するも間違った診断だった為、呼吸停止状態に。
進藤、小島(松嶋菜々子)らが処置するも博明の心拍は一向に戻らない状況を呆然と見つめていた工藤が
泣きながら懸命に心臓マッサージを続けた結果、心拍が再開し、博明は一命を取り留めた。
全力で救うことの意味を知った工藤は、澤井へ指導医変更の願いを撤回したのだった。


4回目にしてやっと患者とのエピソードを絡めた第2シリーズで多く見られた展開でしたが、
工藤の心情の変化が薄っぺらくて、名台詞どころか工藤に一言も反論出来なかった進藤に
物足りなさを感じずにはいられない。悪くはなかったけど。
言葉数が少なくなったように思える進藤は、相手に不満がある時はその人の右肩に、好意的な時には左肩に
手をのせているように見えますね。単なる偶然かな。
感情に比例して、力の加減もしているように見えました。


「ピーマン嫌い」が発覚した進藤先生。
今まで全く見たこともないシーンに戸惑いましたが、救命チームが冗談も言える程、気心が知れた頃にあった方が良かったのでは。
「もぐもぐごっくん」とか、面白がっていた小島先生がいい表情してましたね。
青椒肉絲」という料理を知らなかった進藤って、一体???


看護師の山城(木村多江)さん、新米の鴨居(北乃きい)を上手に育ててますね。