任侠ヘルパー #3

7月23日(木)22:00〜22:54 O.A. フジテレビ系列 タイトル(ラテ欄)「阻止せよ老人虐待」


今回のテーマは「虐待」で、主役は翼彦一(草磲剛)ではなく四方木りこ(黒木メイサ)でしたね。
虐待を受けているおばあちゃん・渡辺節子(森康子)の所へ、りこは何度も訪ね、
少しずつ心を開き始めた節子ではあったが、孫・高志(忍成修吾)からの虐待を頑なに認めようとしない節子。
虐待を受けている本人が助けを求めない限り、社会のルール上、他人には何も出来ないってのが痛烈に描かれてましたね。
結局、高志が覚醒剤絡みで警察に捕まり、節子は介護施設に入ったものの認知症の症状が出て暴れ始め、
高志にされたように介護施設でもロープで縛られる節子。
そんな節子を見て、やるせない気分になる彦一とりこ。もちろん視聴者である私も。
虐待と介護。それはまさに裏表であり、紙一重なんでしょうね。
「ヘルパーは家族にはなれない」のセリフとともに、いろいろと考えさせられた回となりました。


彦一とりこ。共にカッコ良すぎ。
節子役の女優さん、演技巧すぎ。






人の助けを受けないと日常生活でさえ満足に送れない人って、
それで「生きている」って言えるんでしょうか?


介護に疲れたっていう理由で暴力を振るっていうのは、
殺人へと繋がる行為をただただ正当化しているだけなんじゃないでしょうか?


介護を必要とせずに人生を全うすることが
個人としても家族としても社会としても幸せなことなんじゃないでしょうか?