サッカー日本代表 対 チリ代表

2009年5月27日(水)19:35キックオフ 日本・大阪・長居スタジアム
結果:4−0
得点:前半20分 岡崎慎司、前半24分 岡崎慎司、後半7分 阿部勇樹、後半47分 本田圭佑


キリンカップサッカー2009 〜ALL FOR 2010!〜−


先発フォーメーションは、これまで通り4−5−1
注目選手は、オランダ2部で先月、優勝しMVPに選ばれたVVVフェンロー所属の本田圭佑
あとは、左サイドバックに初スタメン起用されたDF今野かな。

相手が引いて守らず、積極的に攻撃してくれたおかげもあり、前線からプレスを仕掛けゴールへの意識がこれまで以上に強く出ていた日本代表。
素早くサイドを縦に突かれたり、パスミスから逆襲されフィニッシュまで行かれた場面が何度かあったが、集中力切らさずに無失点で切り抜け
終わってみれば4−0の大勝劇でした。


これ程、楽しく日本代表の試合を観られたのは、いつ以来でしょうか?


特に2点目は痺れました。
シュートを意識したトラップから得点を決めたFW岡崎は言うまでもありませんが、絶妙なスルーパスを出したDF中澤のプレーが圧巻でしたね。
難しいバウンドしたボールをワントラップして、あんなパス出す中澤、初めて観ました(笑)
闘莉王がいなかったので、あんなに積極的に上がっていく中澤も久々に観たような気がします。
それにしても、MF本田圭佑、フィジカルが強くなり、相手を背負ってドリブルしても取られなくなりましたね。
相手を抜きに行かないのならドリブルせず、早目にパスして貰いたかったですが、
相手に取られないから文句も言えまへん(笑)
積極的なシュートも観ていて気持ち良かったです。
お気に入りのFW玉田は、あまり見せ場を作れず退いたのは残念でしたが、代わりに入った18歳の山田直輝は凄かったですね。
初めてプレーを観ましたが、ファーストタッチから次どんなプレーをするのかが感じ取れ、相手にやさしいパスを送っていたのは好感持てました。
特に4点目のアシストしたパスは、唸りました。
そのままパスしててもOKな所を、シュートするフェイントを入れる落ち着きぶりは大いなる可能性を感じましたね。


次戦は、4日後にベルギー戦。
どんなメンバーでも今日みたいなサッカーが出来れば良いのだが、調子に乗られても困る。
本番は、6月6日のウズベキスタン戦なのだから。


岡田ジャパン通算成績 13勝3敗7分(得点42 失点16)】