神の雫 #7

2月24日(火)22:00〜22:54 O.A. 日本テレビ系列 タイトル「隠された遺言状の謎」


第五回戦は両者、同じワイン(ルチアーノ・サンドローネ バローロ・カンヌビ・ボスキス('01))を選び、引き分けでしたが
豊多香ゆかりの店を巡って辿り着き、霧生弁護士(戸田菜穂)が読まなかった部分まで把握していた雫(亀梨和也)の方が
解釈の正確さ&深さでは、勝っていたのではないでしょうか?
みやび(仲里依紗)が言うように、雫が父親に似てきたからね。
でも、毎度ながら正解のワインに繋がる過程&選定理由が端折られているので、何でって思っちゃいますね。
豊多香と霧生みたいな男女の関係も、アリだと思うんですけど世間的にはどうなんでしょうね。
確かに霧生は、姿形も含めて、菩薩に見えました(笑)


「第五の使徒」問題文


このワインは悩める者に沈黙を持って答えてくれる
歩き疲れた私は初めて味わう孤独に脅え 暗闇の中で動けないでいた
やがて、闇の向こう側にやわらかで安堵に満ちた藍色の光が佇んでいるのを見た
弥勒菩薩半跏思惟像
光を纏ったその姿は厳かでありながら慈愛に満ち溢れている
それは夢に迷い、間違いを犯し躓いた私の前でさえも
語るのでもなく、笑うのでもなく、泣くのでもなく
ただ静かにそこにいるだけなのだ
故に私は想う
その人への想いを
愛という言葉では表せない
(その佇まいは人でありながら宇宙である
見返りを求めず、あなたはありのままの私を受け入れる。
家族 友人 恋人
愛と呼べる対象は数あれど
果てしなく広がる宇宙の中で何物にも換え難い
かけがえのない崇高で美しい存在 
その人への想いは感謝という言葉で表す。)
※( )霧生(戸田菜穂)が読まなかった箇所