ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団

お盆休みはたったの２日間。
普段通り、家にこもっていたら勿体無いので映画を見てきました。
ハリー・ポッターシリーズの５作目「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」（字幕版138分）
以下、だらだらとした感想とネタばれがありますのでご注意願います。






















１作目から映画館で見てきましたが、正直、今までの中で一番すっきり出来ませんでした。
まぁ、面白くないわけではありませんでしたが、本作品が今まで通り、単純にハリーが大ボス倒してジ・エンドっていうストーリーじゃないんで、そう思ったのかもしれません。
世界観、映像美やCGの迫力は流石だと感心しっ放しでしたが、原作を読んでいない私にとってはストーリー（キャラクタ含む）を理解し切れなかったです。
特に、ハリーが言ってた「ヴォルデモート」と「名前を呼ばない人」（実際の字幕では別表現だったと思います）が同一人物だと思わずに見ていたせいです。ハリーがこの２つを使い分けてたので、てっきり別人物だと思い、ヴォルデモートとは別の黒幕がいるもんだと思って見てしまったのでストーリーが咬み合わなくなったのでした。
最低でも前作（特に終盤）を復習しておいて、本作を見れば良かったですわぁ〜。
以下、雑感（疑問・不満・勘違い含む）を少々書かせてもらいます。


・冒頭、ハリーを襲った吸血鬼（ディメンター）はヴォルデモートだったの？
→最後にダンブルドア校長と戦っていたヴォルデモートがその吸血鬼と風貌が似ていたから。
・吸血鬼を操ることが出来るのは魔法省だったなんて初耳でびっくり。
→法廷のシーンで、魔法省の人が「勝手に吸血鬼が人を襲うなんてありえない」など魔法省が吸血鬼を管理している内容の発言があったため。
・ハリーの夢のフラッシュバックを見て、気分が悪くなった人はいないのでしょうか？
・キスシーン長すぎ！！
→あの女の子と、いつ恋愛してたんだっけ？ キスシーンが無くても十分ストーリーは成立すると思うんだが・・・
・不死鳥の騎士団って誰と戦ったの？
→ヴォルデモートと戦って、敗れたって理解しておいてＯＫ？
・シリウス、あっさり死にすぎ！！
・シリウスが死んだ後のハリーの心理描写、少なすぎ！！
・４作目まで嗜好を凝らしていただけに、今回のごく平凡なエンドロールにがっかり。


何だかんだ言っても楽しめるシリーズ作品であることは間違いない。
あと２作品、映画化、気長に待つことに致しましょう。