Dr.コトー診療所2006#2「最後の言葉」

10月19日(木)22:00〜22:54 O.A


今回は”さとおじ”こと山下左千夫(石橋蓮司)の家が火事で全焼し、災難でした。
前回の予告で火事になることはわかっていたけど、火事となった原因があれじゃねぇ〜。新人ナース仲依ミナ(蒼井優)の心遣いが仇になったように思えたのは俺だけかぁ〜???
今回は、中盤に名シーン在り。思わず目が潤んできそうでした。
自殺しようとしたさとおじに対して、彩佳(柴咲コウ)が強烈なビンタを浴びせ、マジ説教&コトーこと五島健助(吉岡秀隆)の癒しの言葉。このシーン、良かったですね。乳がんにかかった彩佳が、自分の不安を表に見せず、命の大切さを訴えたからこそ、より一層感動的なシーンになりましたね。自殺しようとしている人に聞かせてあげたい台詞でした。
あと、島を出発する当日。彩佳がミナに「ラブレター」と言って渡した看護日誌を、彩佳が漁船に乗っている頃、診療所でミナがめくるシーンが意外と良かった。この看護日誌に、彩佳の看護師としてのスキルの高さと熱意、島住民への愛情が込められているように思えて、主題歌のインストの効果も手伝って、感動しました。だから、コトーにこれまで何人の人が入院したと思います?って聞けたんですね。(ちなみに63人) この看護日誌を作成したスタッフ、えらいです。丁寧で綺麗な字でしたね。完成まで何日、費やしたんだろう?


コトーと彩佳がからむシーンが少なくなりそうですが、今後もこのままの出来を期待していますよ。
うろ覚えですが、漫画ではコトーが男としてのけじめをつけた後、彩佳は島を出て行ったと思うんだけど、ドラマでは違ってましたね。けじめは、最終回前かな・・・


【自殺しようとしたさとおじに言い放った彩佳の叫び】
「そんなに死にたいのなら、一人で勝手に死になさい!!
ここは、診療所よ。病気を治す場所よ!!
死にたいなんて、そんなこと言うのなら、今すぐここから出て行って!出ていきない!!」
「さちおじ、死ぬなんて、お願いだから言わないで。
生きて命のあることがどれだけ有難いことか、ちゃんと考えて」
「さちおじの体は、必ず良くなるんだから。絶対良くなるんだから。
だから二度とこんなこと」